
症状
鼻水がでる、鼻がつまる、鼻血がでる、においがしない、鼻になにか入っている、頬部や目の奥の痛み
病名
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アレルギー性鼻炎
花粉やダニ、ハウスダスト等アレルギーを引き起こす原因物質によって鼻水、くしゃみ、鼻づまりといった症状があらわれます。お薬の治療や炭酸ガスレーザーなどの手術治療および免疫療法が主な治療となります。
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副鼻腔炎
顔の頬の後ろや眉の後ろに骨で囲まれた空間があります。ここに炎症が起きると青ばなや、ほほの違和感、頭痛などの症状をきたします。薬物療法をおこないますが、長期に改善しない場合は手術をすすめます。
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鼻出血
鼻内の粘膜は血管が豊富で特に前方は出血しやすい場所です。止血はまず鼻翼を左右から強く圧迫します。止まりにくい場合は医療機関で鼻腔内の血管を凝固したり、鼻内にガーゼなどを用いて圧迫します。
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鼻腔異物
お子様がおもちゃなどを自分で鼻にいれることが多いです。放置すると副鼻腔炎になりますので気づかれたら医療機関を受診されください。
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嗅覚障害
コロナウイルスなど一般にかぜをひいた後でにおいがわからなくなることがあります。匂いは鼻腔内の上部で感じますので、鼻内が腫れて匂いが届かない場合と匂いの神経が傷んだ場合があります。内服治療や嗅覚のリハビリをおこないます。
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鼻副鼻腔腫瘍
鼻出血や鼻閉など、症状だけでは腫瘍とわからないことが多くあります。腫瘍には様々なものがあり、治療法もことなります。症状が継続する場合は受診されてください。